40代はここがポイント!(円満退職する)
退職に伴う諸手続きも事前にチェックしておく
40代からの転職者は、勤続年数が長い分、退職に伴うトラブルも起きやすいと言えます。特にリーダー職や役職者の場合は、退職時期やタイミングを考慮したムリのないスケジュールを組むことが重要です。
また会社都合による退職や転籍などでは、交渉の進め方や調整に十分な注意を払ってください。トラブルがあると、退職に伴う書類の整備や各種の手続きに支障をきたすこともあります。
こんなことにも気を配りましょう。
・転職を決心した時点で、新たな役職の任命などは辞退する
・交渉は譲れる範囲内で、できるだけ企業側の希望に合わせる
そのほか忘れてはいけないのが、会社を辞めることによって、これまで長く受けてきた各種制度の恩恵や資格が失われることです。それに伴って発生してくる手続きも少なくありません。
たとえば、借り上げ社宅の明け渡し、社内融資の返済、財形貯蓄の解約。また、転職先が決まっていない場合は年金・健康保険・税金の手続きも必要です。当然ながら、失業手当や教育訓練給付も手続きによって、初めて受給資格ができます。