いち早く職場に溶け込むために
視線が集中する入社後3カ月はここに注意!
上司や同僚にとっては、新しく入社した人の行動の一つひとつが気になるもの。あなたに視線が集中するこの時期のふるまいが、その後の人間関係に大きく影響するといっても過言ではありません。
入社後3カ月目までの「べからず」行動をチェックしておきましょう。
受身になるべからず
最も陥りがちなのが、遠慮し過ぎて仕事に対する姿勢が受け身になってしまうこと。
転職したばかりのころは、与えられた仕事だけをやっていてはダメ。自分でどんどん仕事を探していく姿勢を見せましょう。
遅刻・早退をするべからず
入社後3カ月は特別な事情がない限り、遅刻・早退は厳禁。特に転職して間もないころの遅刻は、信頼を大きく損なうことになりかねません。
また、同じ部署やプロジェクトの人が休日出勤しているようであれば、何もできることがなくても、「私でも手伝えることがあれば……」と申し出ること。転職直後であれば、これは常識と心得ましょう。
前職のやり方にこだわるべからず
同職種に転職した場合、新しい勤務先の仕事のやり方に違和感を持つことがあることも。でも、「前の勤務先では○○だった」といって自分のやり方を押しつけることは避けましょう。
また、前職での功績を自慢するのも禁物。転職先の企業には転職先の企業のやり方があります。あくまでも今の企業のやり方を学びながら、前職の企業のいいところをとり入れていく姿勢を見せるようにしてください。
女子社員を「クンづけ」で呼ぶべからず
たとえ部長、課長という職位で入社したとしても、女性社員に対して「○○クン」と呼ぶのは控えましょう。
新しい職場では、年下の女子社員であっても先輩であることに違いありません。
慣習を軽視するべからず
企業には、その企業に受け継がれている慣習があるものです。ムダと思える会議、根回しが必要なケースもあるかもしれませんが、納得できないからといって拒絶するのは禁物。
あなたの眼にはまったくムダな世間話をしているように見えても、実はお互いの仕事の段取りを理解するための重要な時間だったりすることがよくあります。こうした慣習の意味を理解し、積極的に溶け込んでいく姿勢を持ちましょう。
唐突に接待伝票を出すべからず
交通費や出張費、接待費などの金銭伝票の作成は、サラリーマンにとっておろそかにできないものです。特に気をつけたいのは接待伝票の扱い方。
「前職ではこれくらいは日常茶飯事だった」という理由で、いきなり何万円もの伝票を差し出すということは言語道断。あらかじめ社内の慣例を聞いておくと安心です。