年収1000万以上の転職先を探したい場合は？
ビジネスパーソンとして活躍する方の中でも年収ベースで1000万を超える収入を得ている方はそんなに多くはありません。しかしながら既に年収1000万を超える仕事をしている方であれば、当然転職の際には大事なポイントになると思います。
ここでは、現在の年収を維持したい、またはもし転職するのであれば年収1000万は超えたいとお考えの方の転職活動の方法論についてご紹介していきたいと思います。
年収1000万相当の求人情報はなかなか出まわっていない
一般的な転職・求人情報サイトに掲載されている求人広告で記載されている想定年収幅としては、概ね350万～800万程度のものが最も多くなっています。
求人広告を出稿する企業側の気持ちとしては、あくまでも「こんな人物（像）」の人物を採用したいという、いわば「一般論」と「願望」を含めて記載している事が多いため、求人広告にもそれが反映されている結果でもあると思います。
企業側も、年収1000万以上の人材は一般の転職マーケットにはいない
一般的な転職・求人情報サイトで年収1000万を超える求人情報が出まわっていないもう1つの理由として、採用活動を行なっている企業側も、一般の転職マーケットにはそのような人材はいないであろう。と考えていることも一因にあります。
求人広告を見て応募してくるタイプの人物ではないと考えているということでもあります。そのため企業側も求人広告とは別の手段でこのような人物を探そうと当初から考えています。
ヘッドハンティング、スカウト会社へ依頼するケースがこれまでは多かった
採用活動を行なっている企業側が年収1000万を超える、有能な人材を獲得したいと考える場合、ヘッドハンティング・スカウト会社に依頼するというケースがあります。
これらの会社はミドルマネジメント層から経営幹部層を主にヘッドハンティング、スカウトしているため、そのような会社に依頼する方が採用できる確率も高いのではないか、そうでないと無理なのではないかと考えています。
最近は、転職サイトでスカウト（オファー）するという方法も
ヘッドハンティング、スカウト会社の場合、企業側は事前に着手金を支払うケースが一部あったり、採用成功報酬の支払いが高すぎるなどの理由で、それ以外の採用の選択肢を模索してきていました。最近では、転職サイトが提供しているスカウトサービス（ジョブオファー）を活用して、上位ポジションの有能な人材の採用に成功している企業も増えてきています。
これは転職希望者側も、自分のレジュメを転職サイトに会員登録して、匿名で公開しておくという転職活動のスタイルが一般的になってきているためでもあります。
転職希望者の中にはすぐにどこかの企業へ転職する訳ではないが、もし良いスカウト、オファーがあれば考えたいという時に、スカウトサービスだけを利用しておくという方も多く存在しています。企業側としてもヘッドハンティング会社に依頼するよりは手間もコストも節約できるため、スカウトサービスを通じて人材を探す動きが広まってきています。
スカウトメール、オファーの動きが活発な転職サイトに登録しておく
このように転職サイトのスカウト、オファーサービスを通じて、希望条件に合う企業を探す方法は、転職希望者側としても余計な手間が増えずに済むため今後更に広がってくるものと思います。
これから転職活動を行いたいと考えている方で、年収1000万以上という点が条件の方であれば、まずは「リクナビNEXT」のような企業側が活発に利用しており、スカウト、オファーメールの利用が多い転職サイトに会員登録と匿名レジュメ公開を行なっておく方法をお薦めします。
