求人数、転職希望者数ともに過去最多更新
株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員:高橋広敏)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、2014年7月の転職求人倍率をまとめた「DODA
転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。
※転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。
(算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数)
2014年7月の概況
2014年7月の求人倍率は前月から-0.02ptの1.15倍。転職希望者数の増加率が求人数の増加率を上回ったため、求人倍率は低下しましたが、求人数は前年比+29.6%、前月比+0.4%、転職希望者数も前年比+39.3%、前月比+2.4%と、共に過去最多を更新しています。
業種別では「IT/通信」(2.29倍)の求人倍率が最も高く、次いで「メディカル」(1.50倍)、「サービス」(1.39倍)と続きます。職種別では、「技術系(IT/通信)」(2.51倍)が最も高く、次いで「技術系(建築/土木)」(2.00倍)、「専門職」(1.96倍)となっています。
解説 ~10月入社に向け新規の求人発生は今年最多に、新陳代謝進む~
7月は、夏の賞与支給後の転職を目指す転職希望者の動きに合わせて募集されていた求人が、採用定員に達するケースが目立ちました。継続募集されていた求人が充足により減少する一方、10月入社に向けた採用や、採用計画見直しによる求人の追加などにより、新規求人は増加し、7月の新規求人数は今年最多を記録。また、先月に続き、新たに転職活動を開始する転職希望者も多く、求人、転職希望者ともに新陳代謝が活発化し、転職市場はますます活況を呈しています。
業種別に見ると、「メディア」(0.95倍、前月比+0.06pt、前年同月比+0.16pt)の求人倍率が高まっています。景気回復により、企業が広告投資を増やしている影響で、広告関連企業が営業職を中心とした採用を強化しているほか、テレビ局においても数年ぶりに複数ポジションの募集がスタートするなど、求人が増加しています。
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